水回りで家全体の清潔感が決まる。蛇口タイプとキッチン色の選び方
部屋を誰かに見せるとき、インテリアよりも先に水回りで印象が決まることがあります。洗面台やトイレ、キッチンは短時間でも記憶に残りやすく、「なんか古い」「なんかごちゃついてる」と感じさせてしまうと挽回が難しくなります。最新設備の物件にこだわると家賃はすぐに跳ね上がりますが、チェックするポイントを2つに絞れば、コストを抑えながら印象のよい水回りを確保することができます。今回は、物件選びで自分なりの基準として持っておきたい水回りの妥協ラインを整理します。
お風呂の蛇口はシングルレバータイプを選ぶ
お湯と水を別々のレバーで調節する「2ハンドル混合栓」は、シャワーを浴びるたびに温度を合わせる手間がかかります。一方、1本のレバーを上下・左右に動かすだけで温度と水量を調節できる「シングルレバー混合栓」は、毎日繰り返す動作の快適さがかなり変わります。小さなストレスでも毎日積み重なるとQOLへの影響は想像以上です。
コストを抑えてユニットバスの物件を選ぶ場合でも、シャワーカーテンとボトル類をモノトーンで統一するだけでごちゃついた印象を抑えることができます。
設備のグレードより、まず蛇口のタイプを内見時に確認しておくのがおすすめです。
トイレはウォシュレット付きを最低ラインにする
トイレが独立しているかどうかよりも、まず確認しておきたいのがウォシュレットの有無です。一度使い慣れるとないことでストレスを感じやすい設備のひとつで、ここを妥協すると日常的に不満が残りやすくなります。
ユニットバスであっても、ウォシュレットさえ付いていれば使い勝手の面での不快感はかなり抑えられます。内見時には便座の種類を必ず確認しておくと、入居後の後悔を減らすことができます。
キッチンの色は白かベージュの物件を選ぶ
1Kや1LDKの間取りでは、玄関からリビングに向かう動線にキッチンが入ることがほとんどです。このとき扉や天板が銀色や光沢のあるグレー系だと、インテリアで整えたリビングの雰囲気に馴染みにくくなります。
はじめから白やベージュ系のキッチンを選ぶのが理想ですが、条件が合わない物件の場合は剥がせるリメイクシートで扉の色味を整える方法もあります。賃貸向けの素材を選んで端の目立たない部分から試すことで、原状回復を気にせず印象を変えることができます。
自分が毎日目にする場所だからこそ、家賃との兼ね合いを考えながらここだけは妥協ラインを決めておくと物件選びがスムーズになります。
よくある質問
ユニットバスでも清潔感のある印象にできますか?+
シャワーカーテンとシャンプーなどのボトル類をモノトーンで統一するだけで、ごちゃついた見た目を抑えることができます。収納を増やすよりも、目に入るものの色を揃えることを先に意識するとすっきりした印象になります。
キッチンのリメイクシートは賃貸でも使えますか?+
賃貸向けの剥がせるリメイクシートが各メーカーから出ています。扉の素材によっては貼りにくい場合もあるため、まず端の目立たない部分で試してから全体に広げるのがおすすめです。退去時のトラブルを避けるためにも、事前に管理会社へ確認しておくと安心です。